へろー、あーいむ、いんぎりっしゅ !
教員採用試験の合格発表がされてから、早一ヶ月が過ぎました。
現役で合格して浮かれている大学生の皆さんも、講師をされている皆さんも、そろそろ次年度のことを本格的に考え始めていい時期に差しかかって来ているのではないでしょうか?
今回は、私いんぎりっしゅが今まで見てきた中で
「これはちょっとな…」と思った教師の行動やスタイルについて書き記していきたいと思います。まぁ、人間性と言われればそこまでなのですが、児童や同僚に迷惑をかけるパターンとでも言いましょうか…まぁ、そんな感じでw
とにかく、現役でしくじっている先生集です。
咆哮先生
いわゆる、怒鳴るパターンです。
時と場合によって、これはとてつもない抑止力となり児童を危険から守ったり、自分の行動を振り返らせるきっかけになります。怒鳴ること自体に、教育効果はないですが、必要なものではあると私は思います。
ここで問題なのは、「怒鳴りすぎる」ということ。児童への指導が全て大きな声で、威圧的になってくるとそれは体罰寸前。精神的に追い詰めてしまう行為となります。
ほら、大人でも上司が部下を怒鳴りつけるとパワハラになるでしょ?あれと同じです。
これを意図的に使用しているのか、それとも不意に出てしまっているのかは大きな差です。前者には勲章が、後者には烙印が与えられることでしょう。
ヒステリック先生
これも咆哮先生に同じ。感情の起伏に任せて、指導しちゃうパターンですね。ただ、これは咆哮先生と違って、気分がいい時に同じことをしても怒鳴られないということがあります。そうです。運次第、その教師の気分次第なのです。ですので、咆哮先生よりもタチが悪いと思います。
どんな人にも堪忍袋がありますが、その緒が切れやすい人ってことですね。
児童だけではなく、このパターンは職員にも食ってかかってくることがあるので取り扱い注意。
優しすぎ先生
教師である以上、これ以上に必要な資質はないのかもしれません。
ただ、私が今まで見てきた中で学級崩壊しているパターンの6割はこの「優しすぎる先生」のパターンだったと思います。
上記二種類の先生とは違い、とても子供ウケはいいのですが、何かトラブルがあった時に指導できないという欠点があります。その結果、トラブルを起こした児童は指導されたという自覚を持たず、再び同じ過ちを繰り返すという構造が出来上がってしまうのです。
さらに、副次的で最悪の結果が、被害側からは「あの先生は怒ってくれないんだ」という不信感と、加害側からは「あいつは怒らないから何してもいいんだ」という解放感を与えてしまうということ。
この歪みこそが学級崩壊の大きな原因の一つだということを日本中に伝えたい。
プレゼン先生
これは主に児童が困る…と、いうかつまらない授業が成立するパターンですね。
このプレゼン先生はメリットとして効率的な授業をするのですが、デメリットとして授業がかなり淡白になってしまうということが挙げられます。
年度末には、保護者にむけて学校アンケートというのが実施されるのですが、そこの評価は最悪の一言だったようです。
授業って一言では片付けられないほど奥が深いのです…こだわりをもって授業を作り続けている人たちからは受け入れられないだろうし、何より子供が退屈だと感じてしまう授業はあまり意味がないですからね。
プレゼン方式を否定するわけではないですが、授業全部がそれってどうなのよ…?
不潔先生
これは大人よりも子供が敏感です。
風呂に入らないなんて言語道断。子供はよく見ています。
爪が伸びている、髭が伸びているなんて当たり前。
鼻毛、耳毛、息が臭いなんて高学年にとってはこの上ない不潔の象徴です。
シャツのシワが伸びてない時もなかなか後ろ指を刺される対象です。
社会人として当たり前ですが、子供の前だと気が緩む?
いやいや、子供の前こそ大人以上に身嗜みには気をつけて!
セクハラ先生
まぁ、大人にもっとも嫌われるパターンですよね。
同僚になんてもっての他。
ただ、このパターンはイリーガルに発生しやすいです。
それは指導している際の接触。
「子供だから大丈夫…」
そんなことを思って体育の指導していると痛い目を見ます。
「異性には基本ノータッチ」
心がけていないと、思わぬところで足元をすくわれるかも。
お気をつけて。
プライド先生
高学歴の方に多いように思われます。
特に、その地域を代表するような大学ご出身の方はこのプライド先生になりがちです。
バックには大学OBが構えていますので、コネクションは強いし、ブランドものだという気持ちが前面に出てしまっているプライド先生。
子供たちの前でどんなに素晴らしくても、職員の前では横柄で、年下だったり私のような三下大学出身者は見下すといった豹変ぶりを見せるのがこのタイプ。
まぁ、このタイプに限っては完全に後天性というか人間性の問題なので、出会ってしまったら諦めましょうw
上っ面はいいので、管理職によく擁護されるというチートっぷりもあるので、聞き流すというスキルを身につけておかないと精神をやられますw
欠勤先生
社会問題にもなっている教員不足。
それを象徴するように、続々と教員が休みまくっているのが日本。
私は、与えられた権利なので休んでしまっていいと思っています。
死ぬほど辛いのであれば、やらない方がいいし、そこでリフレッシュできて戻ってきてくれればこれ以上嬉しいことはないからです。
ただ、いい面があれば悪い面があるのが世の摂理。
この休める制度を都合よく使いまくっている教員がこの欠勤先生。
ちょっとした嫌なことがあるとすぐに権利を行使ししてくるので、現場の先生方は「またか…」と呆れる始末。基本的なやる気がなくなってしまった方がこうなってしまう傾向にあると思います。理想と現実の差をマジマジと感じてしまったのでしょうね…。
細切れに休みを使ってくるので、周りがどんどん心配しなくなっていく様は圧巻です。別名「アイアンメンタル」
まとめ of いんぎりっしゅ
4月から教員として働く。
来月から講師として働くことになった。
そこには多種多様な先生方がいます。
様々な人間がいて、その中から学ぶことはたくさんあります。
でも、その学ぼうとしている人間がしくじっている先生だったのなら…
あなたの学びは無駄に終わってしまうどころか、自分に悪い影響が返ってくることになります。
上記で紹介した◯◯先生。全てではないのです。ただ、その一つのこだわりが…スタイルが…人間性が…色々こじらせてしまっているのです。
これを読んでくれているあなたも、是非今一度自分がどんな◯◯先生なのかを見返してみてはいかがですか?